不整脈 予防サイト
 
不整脈 に関して詳しく解説しています。
 


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不整脈の起こる仕組みについて

不整脈(ふせいみゃく)とは、心臓の収縮のリズムが乱れた状態をいいます。脈の乱れや胸部の不快感などを伴い、当人にとってはつらいことも多いのですが、治療の必要がないもの、あるいは、重篤な疾患・・・心臓病や呼吸器障害など、の兆候のこともありますので、医師の診断を受けることが必要です。
心臓は、心臓自身が「刺激」を出し、それが伝えられることによって、収縮と拡張を繰り返します。この刺激は、心臓の右心房(うしんぼう)というところの筋肉の一部である「洞結節(どうけっせつ)」というところから発せられます。洞結節から発せられた刺激は、次の1~5の順序で伝えられます:
1.洞結節 2.心房(しんぼう) 3.房室結節(ぼうしつけっせつ) 4.ヒス束(ひすそく) 5.心室中隔(しんしつちゅうかく)を走る左右の脚(きゃく) 6.左右の心室(しんしつ)
洞結節から発せられた刺激が心房に伝わると、心房が、そして心室に伝わったときには、心室が、それぞれ収縮するのです。
心臓が正常に機能している場合には、こうした刺激が規則的に発生し、上記の回路を伝ってその1回ごとに心室まで滞ることなく心室まで伝えられます。こうして正しい収縮が起こり、その後、一定の時間をおいて拡張していくのです。
通常、成人では安静時に1分間に50~70回前後の規則的な収縮、拡張が繰り返されます。ところがこの刺激が規則的に発生しなくなく、その伝達回路になんらかの支障が生じると、心臓の収縮、拡張のリズムがくずれ、「不整脈」になるのです。



12月1日(火)12:50 | 不整脈 | 管理

動悸や息切れについて

わたしたちは、日常、ふつうに生活しているとき・・・過激な運動をした場合は別にして、特に、安静にしているとき・・・には、自分の心臓の拍動を自覚しません。
「動悸(どうき)」とは、心臓の拍動を自覚することをいいます。
安静時に突然、動悸を感じた場合にまず考えられる理由は、心臓の「不整脈(ふせいみゃく)」です。不整脈とは、心臓の収縮のリズムが乱れた状態をいいます。脈の乱れや胸部の不快感などを伴い、当人にとってはつらいことも多いのですが、治療の必要がないものもあります。その一方で、重篤な心臓病の兆候のこともあります。
不整脈と考えられる疾患
心臓病や呼吸器疾患の場合には、動くと動悸や息切れを感じることがあります。
また、バセドウ病や褐色細胞腫などの内分泌疾患でも動悸を感じることがあります。
心臓神経症や自律神経失調症の場合、特に心臓に障害はなく、不安やストレスによって
動悸およびそのほかの症状があわれます。
動悸や息切れを感じた場合には、そのほかの症状・・・発熱、胸痛、顔色の変化、および咳などの症状に注意して観察してください。たとえば、夜中に突然、咳き込み、息苦しいといった症状がある場合、気管支喘息あるいは心臓喘息の発作である可能性が考えられます。のどがゼーゼーとして、痰が絡まったような咳が出るのが特徴です。
そのほかにも、重篤な糖尿病や尿毒症、脳の呼吸中枢の異常などで特有の呼吸の症状が現れることもありますので、専門の医師の診察を受けることをお勧めします。



12月1日(火)12:49 | 不整脈 | 管理


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